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「成果」について体系的に考えてみた

      2016/09/29

最近、能力とか努力とか成果とかについて考える機会が多いので、
ちょっと体系的にメモも含めて書いておきます。
これは100%僕の主観なので、特に何かの引用などはないです。過去に読んだ本にインスパイアされてる部分はあるかもしれませんが。
あと、文字だけでわりと長めです。



成果=能力✕努力の総量✕A

いろいろ考えたけど、全てはこちらに集約されていくのかなーと思ってます。

能力:その人が生まれながら、もしくは今まで培ってきた力、センス、学習力みたいなものですね。

努力の総量:これはもっと因数分解できると思いますが、「努力の総量=質✕量✕時間」とするのがシンプルでいいかなと思います。もちろんもっと細かく分けることもできる(モチベーションとか経験とかお金とか家族とか)と思いますが、きりがないのでここでは一旦これで。

A:Aというのは相手です。世の中自分だけで完結することはほぼ無いです。ひょっとしたら研究なんかは自分がどれだけ突き詰められるかという、一人称で終わるかもしれませんが、世の中のほぼ全てのことには相手があるので、それをAとおきます。
これだけではさっぱりなので勉強、スポーツ、仕事の3つの例で考えてみます。

勉強の場合

勉強は割りとシンプルに

能力✕努力の総量✕A=成果

の図式が当てはまるんじゃないかなーと思ってます。
ちなみに勉強の場合は

A=出題者、問題の難易度

になると思います。

例えば数学のテストで100点取ることを目的としたら、

テストの結果=本人の能力✕{(先生or参考書)✕問題を解いた量✕時間}✕テストの難易度

になるんじゃないでしょうか。上記の場合は「問題を解いた量≒時間」になるかもしれませんけど。これを元に、いわゆるクラスに一人か二人いた勉強のできる人を(勝手に)数値化してみると、

5能力✕(5先生✕2問題解いた量✕2時間)✕1難易度=100点

こんな感じでしょうか?
次に僕みたいな勉強がイマイチの人間が同じことをした場合。

2能力✕(5先生✕2問題解いた量✕2時間)✕1難易度=20点

と、なりますね。
こうなると僕は問題を解く量もしくは時間をもっと上げるか、先生やテキストの質を上げにいき、理解力を上げていくなどの解決策が出てきますね。
勉強の良いところは、問題の難易度は全員にとって平等ということです。
これが受験の場合、難易度が高いと自分の点数が低くなりますが、平均点も低くなるのが常です。こうなると合格ラインも少し下がっているので、難易度は全員にとって平等といえますね。

つまり能力の差はあるものの、最後はどれだけやるかが大切なのが勉強だと思います。
要はやるだけということです。
でもこの「やるだけ」ができないのが人間なんですよね。

スポーツの場合

スポーツではよく運動神経という言葉が使われます。
でも、僕が高校時代の生物の先生が「そんな神経は存在しない」と言ってました。
そのため「運動神経=自分の体を自分の思った通りの動かせる能力」と定義します。
ので、勉強の場合はこうなりますかね。

結果=運動神経✕(指導者✕練習の質✕練習量✕時間)✕相手

スポーツは自分がどれだけ練習して、頑張っていても相手が強ければ負けてしまうので、
この相手係数が高めになることがありますね。しかも勉強と違うのは相手の係数が変化すること。また、トーナメントでは「クジ運」と言ったりしますが、こういう外部要因もでてきます。

例えば、普通の人でればこうなるとすると、

2運動神経✕(5指導者✕5練習の質✕2練習量✕2時間)✕1相手=200結果

きっと運動神経のある人やセンスのある人っていうのはこうでしょうね。

5運動神経✕(5指導者✕5練習の質✕2練習量✕2時間)✕1相手=500結果

こうなると普通の人は(5指導者✕5練習の質✕2練習量✕2時間)を変えないと行けないですね。でもスポーツは運動神経の割合が多い気もします。
スポーツの世界でプロになれる人っていうのは、全てが高くなっているので普通の人が追いつけないレベルに達しているのだと思います。
もちろん努力を続ければ近づく事もできますが、残念ながら運動神経というのは加齢と共に衰えていくものなので、時間も有限なんですよね。

あと(指導者✕練習の質✕練習量✕時間)をやっていくと、能力の部分である運動神経も高められると思いますが、その成長スピード係数も普通の人が1.1とかだったら、元々能力が高い人は3とか5とかあるんじゃないとかと思ってます。

仕事の場合

仕事の場合は大まかに言うとこんな式になるんじゃないかと思っています。
もちろん仕事って言う言葉自体の定義が広すぎるのですが、いわゆるオフィスワーカーというイメージでいきましょう。
あと、仕事でいうAはお客様ですね。

成果=能力✕(マネジメント✕量✕質✕自己投資)✕お客様

仕事を仕事をしながら覚えるのは当たり前ですが、成果を早く出す人、成長スピードが早い人は自己投資という係数がここに加わっていると思います。

例えばベテランの人をこう仮定すると、

2能力✕(1マネジメント✕5量✕5質✕2自己投資)✕1お客様=100成果

未経験者や新卒はこうなります。

2能力✕(5マネジメント✕10量✕1質✕1自己投資)✕1お客様=100成果

新人はまだ自己投資がリターンになっていない分や、仕事の質が担保されてない分、マネジメントによってカバーしてもらう感じですね。

そして仕事の場合はこのお客様がかなり可変要素になってくるんですよね。

例えば、Xという会社がA,B,CにPCの見積もりを出しすとします。
自分はAという立場です。この場合はB,Cに見積もりで勝てば受注できるのが一般的な考えですが、実はBが美人だとか、Cとは古い付き合いとかいう要素が入ると、今回の案件ではAの見積もりが良かっても受注に至らないという事も起こりえます。
これが仕事の難しい所ですね。極端かもしれませんが、場合によってはこんな事も起こりますね。

ベテランの人が営業で受注を目指してたけど、お客様と関係が悪い場合。

2能力✕(1マネジメント✕5量✕5質✕2自己投資)✕0お客様=0成果

こんな感じで「失注=成果なし」みたいなことも起こりえます。
逆に新人でもお客様に救われることもありますよね。こんな感じに。

2能力✕(2マネジメント✕5量✕1質✕1自己投資)✕5お客様=100成果

でも、このお客様に影響されすぎないようなスキルや仕事のやりかたを身につけるほうが大切で、そのために必要なのが自己投資な気がします。

子供や学生の頃は大人になったら勉強しなくていいんだよなーなんて思ってたのですが、むしろ大人の方が自分から勉強し続けないと置いていかれるだけなんですよね。
だって学生までは勉強する環境を与えられているけど、大人になるとその環境は自分で作らないとできないから。ここで差がついていくんですね。

質と量

ちょっと話が変わりますが、量か質かみたいな話もよくありますね。
でも僕はもこう考えています。

(結果の)質=(行動の)質✕量

量っていうものは質の一部ではないかと。だから質を上げるために、まずは量をやるという選択肢もあっていいと思っています。一旦全て取っ払ってシンプルに考えるためにこんな式で見てみましょう。

成果=質✕量

こうなった場合、たぶん仕事でベテランの人は下の感じなんですよね。

50質✕2量=100成果

でも新卒や未経験者はこうやってスタートするんですよね。

2質✕50量=100成果

これに時間が経っていくと変化してくんですね。

10質✕10量=100成果

最後には一番上の式に戻ると。そしてこの成長のスピードに関わってくるのが能力でありそれをサポートする先生やマネジメントですね。つまりこういう式に戻るわけですね。

成果=能力✕努力の総量✕A

勉強、スポーツ、仕事の違い

色々書いてきましたけど、やっぱいちばん大事なのは「努力の総量」だと思います。
ただ、能力や相手によってトップになるのが難しかったり、どうしても上の人に追いつけないということがあるのも事実です。特にスポーツや勉強では。ちなみにここで言うスポーツはプロを除きます。プロはそれ自体が仕事だからです。
また、勉強やスポーツは自分が選べる環境って少ないんですよね。学校であれば校区、クラスが限られてるわけですし、スポーツでも例えば野球やりたい高校生は、100%自分が所属している高校の野球部に入るわけですし、チームを変えるということは転校を意味します。
文字にすると転校すればいいだけとなりますが、実際に転校を家を動かずにするって容易では無いんですよね。つまり何が言いたいのかというと、特に未成年の勉強とスポーツは自分でフィールドを変える事が難しいということです。要は、

自分の生活環境≒所属(勉強、スポーツ)環境

ということです。

でも、仕事は違います。大卒の人であれば殆どの人が、就活のときに「自分で」仕事を選んでいる人が多いと思います。(家業継ぐとか、他の要因で選択肢がない場合を除く)
そして仕事の場合は、マネジメントがイマイチであれば所属環境を自分で変える事もできます。大人になると

自分の生活環境≠所属(仕事)環境

にできるんですよね。

ここが大きく違うところだと思います。もちろん、家庭の事情や地域によってはそうではない場合もあるということも理解しています。

いちばん大事なのは「努力の総量」だと言いました。現在いる環境で最大限努力する。できるまでやる。というのは極めて大切ですし、そうしないで環境だけ変えるとできないままです。

成果は「マネジメントやお客様」といった外部要因が起因することもあります。
そういった時はさっさと成果の出る環境に変えることも努力の一つだと思います。

あとこれは主観ですが、知識労働者の仕事ってわりと行動量や考え方、それに伴う質の行動で成果って上がってくると思うんですよね。ただしその成果の上がるスピードや上がり方にはかなり個人差があります。同期が1年でできたことが3年かかる人もいれば、もっとかかるひともいるかもしれません。但し多くの会社はそこまでの期間待ってくれないんですよね。そうなると、転職という選択肢もでてくるかもしれませんね。

いずれによ、仕事では多くの人は成果が出るまでの努力をしない、努力を仕切らないまま終わっているように思います。もっともっとやれば出来る様になることはたくさんあると感じます。ただ、明らかに向いてない場合は早く方向転換しないと自分で自分を苦しめるだけなので、その見極めも大切ですね。

いずれにせよ、僕は能力は努力の総量でカバーできる。追い越せると思います。

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